Lumion12新機能紹介!デカールを使用したモデルを作成

Lumion12がリリースされました!今回は「デカール」という、面白いエフェクトを使用して、モデルを作成してみました。LUMION12の新機能「デカール」を使用する前に、どのような表現方法ができるか参考にしていただければ幸いです。

 Lumion12リリース!新機能デカールを使用してみました

Lumion12が11月にリリースしました。
ファーストムービーに映っている壁面の風化も、デカールが使用されています。
ピンポイントで、よりリアルに風化を表現することが可能になっているようです。

Lumion12を開き、様々なデカールを見ていると「これはどのようなシーンで活用したらいいのか?」「デカールをモデルに配置すると、どのように見えるのか?」そのような疑問と好奇心が湧いてきました。
その謎を解くため、Lumion12新機能「デカール」をふんだんに使用したモデルを作成してみました!

デカールをLumionのモデル内に設定

Lumion 12で、あなたのデザインのストーリーを伝えてみませんか?」こちらのブログで紹介されているように、水のしみ・剥き出しのレンガ・苔・チョークで描いた絵・ペンキの跡・道路標示など数多くのデカールがあります。
他にも、マンホールの蓋や甌穴(おうけつ)などがありました。
さっそくLumionのモデル内にLumion12新機能「デカール」を配置してみましょう。

※Lumion12新機能「デカール」はPro版のみとなります。

デカールをLumionのモデル内に設定

エフェクトカテゴリの中のサブカテゴリ「エフェクト」の中にデカールがあります。
デカールをクリックすると、図のように様々なエフェクトが表示されます。

        

デカールをLumionのモデル内に設定

デカールを選び、任意の場所に設置します。
壁面に「チョークで描いた絵」を設置しました。
現在設置しているものは「複数の落ち葉」です。従来の「落ち葉」オブジェクトよりもコンパクトになっているため、使い分けがしやすくなりました。

        

デカールをLumionのモデル内に設定

「チョークで描いた絵」をより効果的に見せるために、風化を利用して壁面を全体的に加工しました。
(エッジを0.5、風化を0.7)
すると、アンティーク調の仕上がりになり、雰囲気が増しました。
ケースにもよりますが、より効果的な見せ方が出来るため、風化とセットでの使用もオススメです。

      

次に、モデルの正面にデカールを配置していきます。       

デカールをLumionのモデル内に設定

【泥】

    

デカールをLumionのモデル内に設定

【Drain damage】

     

デカールをLumionのモデル内に設定

【剥き出しのレンガ】

     

白っぽいデカールは「泥」です。
「Drain damage」は、排水口など水抜きのための装置から出たダメージを表現しています。
今回は看板の錆びとして使用してみました。
床面には「剥き出しのレンガ」を設置しております。

      

デカールをLumionのモデル内に設定

先ほどと同じように、全体的に風化の設定を(エッジを0.5、風化を0.7)しました。

      

Lumion12新機能デカールで広がる風化の表現

デフォルトの画像とデカールを配置したレンダリング後の画像を比べてみましょう。

【デフォルトの画像とデカールを使用した画像比較】

       

デカールは今までLumionには無かった、新しい風化を吹き込んでくれました。
ピンポイントで利用できるデカール。
とらわれない利用方法をしていただき、自由な創造を表現していただけたらと思います。

Lumion 12を体験してみよう

新機能が追加されたLumion12を体験してみませんか?
美しくて速い、ワンランク上のレンダリングができるLumion12では、14日間無料Trial版がお試しいただけます。
まずは14日間、Lumion12の新しい世界を体験してください。

※Lumion11に最適なハードウェアはこちらの「ナレッジベース」の記事をご覧ください。

この記事を書いた人

BRINGROWブログ部
BRINGROWブログ部
CAD技術者を育成する会社BRINGROWブログ作成チーム「BRINGROWブログ部」です。Lumionの講師をはじめCADやBIMのプロフェッショナルメンバーで構成。
読者の皆様が知りたいことや便利な機能など、日常の業務で活用できる新鮮な情報をお届けします!
株式会社BRINGROW公式ホームページ

タグ