去る2024/11/26、Lumion Competition 2024 の最終審査会が行われ、入賞者が決定されました。
沢山の応募をいただき、審査会も非常に盛り上がったものとなりました。応募いただきました方々と審査会のメンバーを務めてくださった先生方にこの場を借りて感謝を申し上げます。
また、今回は見送ってしまった方、ぜひ受賞作品を見て次回へのモチベーションにしていただけたらと思います。
それでは入賞者の作品を紹介します。
最優秀賞
No.39 塚越様 「Buzz Cocoon」
審査員からのコメント(抜粋):全編を通して「楽しんで観られる構成にしたい」という意志は感じられる作品で、そのための映像的技術を学ばれてその意志をしっかり、作品に反映出来るようになって頂いたら観ていて楽しい作品をお作りになられるだろうなと感じております。今後も是非、映像作品作りにチャレンジを続けてください。
《審査委員賞》
遠藤賞
No.2 チーム:ウエムラBIM 「Plaza del Puerto」
審査員からのコメント(抜粋):テーマが「タンゴとマンガという要素で交流を起こして架け橋を作る」ということですが、その雰囲気を醸し出すことには成功していると感じました。まず、配置した人間モデルを無理に動かさず静止させた状態で使い、カメラだけが動くというやり方は、こういった建築デザインのプレゼンにはとても有効だと感じました。こうして静止させていれば、この空間にどんな人々がいてどんなアクティビティをするのかということはちゃんと伝わりつつ、しっかり建築デザインを見せられて良いやり方だと思います。
栗村賞
No.21 チーム株式会社東急設計コンサルタント 「flip steps~めくり広がる舞台」
審査員からのコメント(抜粋):まずは全体として非常にしっかり基本を踏まえて構成されていて、各パートで何を/どこを見せたいのかが明確な、見やすく伝わりやすいムービーに仕上がっていると感じました。ディテールの作り込みも素晴らしいですし、色味や空気感の調整もとても巧みだと思います。プレゼンボードもとてもセンスよくポップな装丁で、感服しました。
竹口賞
No.1 チーム Luft Architects 「Manga Motion~集積と呼応の響き」
審査員からのコメント(抜粋):構成としては、冒頭にタイトルデザインを入れてしっかりとオープニング感を出していらっしゃるのがとても良いと感じます。導入としてストリートの実景→建物外観→内観という順番も、基本に忠実で好感が持てますし見やすいと思います。ただ、カット割をせずに建物入口までをカメラ移動で一連で見せようとしたのには少し、無理があった印象です。
石津賞
No.38 陸様 「THE SHOW」
審査員からのコメント(抜粋):ムービーの作りとして、まずコミックキャラクターの装飾のあるストリートの風景カットから始め、建築物の外観全体像、次にしっかりテロップを入れつつ断面図的に各フロアの紹介をしてから、親切に各フロアについてテロップで何のフロアなのかも出しつつひとつずつ紹介していく、という作りはとても分かりやすく好感が持てます。
津川賞
No.20 チーム RH 「Futura etapa de feria」
審査員からのコメント:今回求められた、カフェ・漫画・ダンスという3つの機能を、各機能を損なうことなく全体を設計できている点に好感を持てた。壁一面に設けられた漫画棚は、入れ子状になったフロア構成や縦動線と連携していて、表層で終わっていない点が良い。Lumionというプレゼンテーションツールを活かした時間の変遷や環境の動きを魅せられたのも、提案により深みが増した点かと思う。総合的に、良くできていた提案だった。
今回エントリーいただいたすべての皆様がこれからもLUMIONの可能性を広げ、スキルを生かしてご活躍いただけることを願っております。
Lumionは体験版を無料でお使いいただくことができます。
この美しいレンダリングを、今度はあなたが作ってみませんか?
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