Lumion Cloudで動画・パノラマを使ったコラボレーションを実現する方法

すべてのフレームと視点を、関係者と共有する

静止画だけで表現しきれない空間体験を、どのように関係者と共有し、的確なフィードバックにつなげるかが重要です。

Lumion Cloudでは、動画やパノラマも静止画レンダリングと同じ感覚で扱うことができ、設計コミュニケーションを途切れさせません。

フィードバックの流れを止めない設計レビューへ

建築ビジュアライゼーションは、もはや1枚のパースだけで完結するものではありません。
空間の「動き」や「体験」を伝える動画やパノラマこそが、設計意図を深く共有する鍵になります。

Lumion Cloudでは、動画・パノラマに対してもコメントを直接紐づけることができるため、 「どの瞬間の、どの視点についての意見なのか」が明確なまま、全員が同じ認識で議論を進められます。

レンダリング後すぐに共有できる、シンプルなワークフロー

Lumion Proでアニメーションやパノラマをレンダリングする際、書き出し前に「Lumion Cloudへアップロード」を有効にするだけで準備は完了します。

アップロードされたビジュアルは、自動的にLumion Cloudアカウントに表示され、プロジェクト別・レンダー別に整理したり、任意のサブフォルダを作成したりすることも可能です。

共有時には、次のような方法が用意されています。

  • 共有用の直接リンクを作成する
  • QRコードを発行して関係者に送付する

受け取ったクライアントや関係者は、ブラウザ上ですぐに閲覧でき、インストールやアカウント作成は不要です。 ITリテラシーに左右されない点も、実務では大きなメリットになります。

動画に対するフィードバックをタイムラインと一体化

アニメーションは、空間のつながりや動線、時間による印象の変化を伝えるための強力な手段です。 Lumion Cloudでは、その価値を最大限に活かすため、フィードバックがタイムラインと直結しています。

具体的には、次のような形でコメントを残すことができます。

  • 動画を再生し、任意のフレームで一時停止してコメントを追加することで、特定の瞬間に意見を紐づけることができます。
  • タイムライン上をドラッグして範囲指定することで、シーン全体や一連の流れに対するコメントを残すことも可能です。この場合、対象となる時間帯がバーで視覚的に表示されます。

コメントでメンションされた共同作業者には即座に通知が届くため、議論が途中で止まることなく、スムーズに進行します。

パノラマなら、空間の「没入感」を共有したままレビュー可能

パノラマは、空間全体を俯瞰しながら体験できる、最も没入感の高い表現方法です。
Lumion Cloudでは、動画や静止画と同様に、簡単にパノラマを共有できます。

閲覧者は、次のような操作を直感的に行えます。

  • シーン内を自由に見回し、視点を切り替えながら確認する
  • 気になる箇所をクリックして、その場に直接コメントを追加する

返信は一つのスレッドに整理されるため、やり取りが分散せず、文脈を保ったままフィードバックを蓄積できます。 設計の全体像を見失うことなくレビューできる点が、パノラマならではの強みです。

次はあなたの番です

これらの機能を、ぜひご自身のプロジェクトで体験してみてください。
Lumion Pro 2025.2にアップデートし、次のアニメーションやパノラマをLumion Cloudへアップロードするだけで、設計レビューの進め方が大きく変わるはずです。

Lumionを初めて使う方へ

Lumionが初めての方は、14日間の無料トライアルから始めることができます。
アニメーションツールを試し、そのままLumion Cloudを使って簡単に共有・レビューできる流れを、ぜひ体感してみてください。

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