Lumion で自然表現を最大限に引き出す方法を解説

風景の表現を次のレベルへ引き上げる最新機能

風景のレンダリングにおいて、自然ほど空間を生き生きと見せる要素はありません。鮮やかな色彩、自然な質感、リアルなディテールを備えた樹木や植栽を取り入れることで、シーンは一瞬で生命感を帯び、見る人を引き込みます。

屋外の風景設計はもちろん、建築を自然環境の中に配置する場合や、室内空間に緑を取り入れる場合でも、自然要素はビジュアライゼーションを「美しい」だけでなく、「没入感のある体験」へと昇華させてくれます。

Lumion 2024では、風景の改良、細密度の高い新しい自然アセット、そしてレイトレーシング対応の自然モデルにより、説得力のある自然環境をこれまで以上に簡単に構築できるようになりました。

より滑らかな地形を表現する

広い範囲に砂利や芝生、土のテクスチャを敷きたい場合、Lumion 2024の改良されたランドスケープタイルが効果を発揮します。

新たに採用された六角形マッピングにより、タイルの継ぎ目が目立たない、滑らかで自然な地表表現が可能になりました。マテリアルエディタ内のランドスケープタイル切り替えをオンにするだけで、リアリティの違いをすぐに確認できます。

ディテールにフォーカスする

樹木や低木、ツル植物など、自然の細部表現にも大きな進化があります。Lumionライブラリには、100点の新しい高精細自然素材が追加されました。世界各地の植生をもとに作られたこれらのモデルは、成長段階の違いも含めて用意されており、気候帯や地域性、季節感を直感的に伝えることができます。

特に、カメラに近い前景部分に高精細な自然アセットを配置することで、空間に奥行きが生まれ、視線を自然に誘導し、現実の風景に近い印象を演出できます。

Lumion内部ライブラリには、430点の高精細自然素材が用意されており、シーンに最適な植生を的確に選択できます。背景用としては、1,847点の標準自然素材を活用することで、処理負荷を抑えながら広がりのある森や庭園を構築可能です。

ティーツリー(Leptospermum polygalifolium)

目的の素材を素早く検索する

Lumionライブラリでは、必要な自然素材を直感的に見つけることができます。検索バーに「L24」と入力するだけで、Lumion 2024で追加・更新された自然素材を一覧表示できます。
素材は植物の種類、品種、学名・一般名、高精細モデル、スタイライズモデルなどで整理されており、タグの追加や削除によって検索範囲を柔軟に調整可能です。ライブラリ内を素早く活用する方法については、こちらの記事をご覧ください。

自然を描くように配置する

Lumion 2024では、高精細な自然素材を1点ずつ配置する必要はありません。ペイント配置、ライン配置、クラスター配置といったツールを使うことで、数百本の樹木や植栽を一度に、素早く配置できます。
特にクラスター配置では、複数種類の高精細植物をまとめて選択し、マウス操作だけで自然な植生を描くように配置できます。

レイトレーシングで自然の表情を引き出す

レイトレーシングは、自然環境に「ひと味違うリアリティ」を加える効果です。葉の隙間から差し込む光や、窓ガラスに映り込む樹木など、現実世界に近い光の振る舞いを正確に再現します。
Lumionライブラリには、2,200点以上の自然モデルがレイトレーシングに完全対応しており、影・反射・屈折が一体となって自然本来の美しさを引き立てます。フォトモードまたはムービーモードで「Ray tracing」を有効にすると、リアルタイムプレビューで最終レンダリング結果を細部まで確認できます。

レイトレーシングの仕組みについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

自然表現で自分だけの空間の物語を描こう

Lumion 2024は、自然を単なる背景として扱うのではなく、空間の魅力を語る重要な要素として活用するためのツールです。

14日間のLumion Pro無料トライアルを使えば、最新機能を制限なく体験できます。

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