
Lumion 2024がついに登場しました。今回のアップデートでは、表現力のさらなる向上に加え、制作フローを効率化する数多くの新機能が追加されています。建築ビジュアライゼーションにおける「リアリティ」と「スピード」の両立を、これまで以上に高い次元で実現できます。
ここでは、創造性を刺激し、日々のワークフローをスムーズにし、レンダリングの完成度を高める主な進化ポイントをご紹介します。
Lumion 2024を5分で把握する
Lumion 2024の主要アップデートを短時間で確認できる紹介動画も公開されています。全体像をつかんだうえで、以下の各機能を読み進めていただくと、より理解が深まるでしょう。
最新バージョンを無料でお試しください
Lumionを初めて使う方でも、無料トライアルを通じてLumionの新機能を実際に体験できます。
レイトレーシング対応の自然素材が2,200点以上に拡充
Lumion 2024では、樹木や草花、低木など、2,200点を超える自然素材がレイトレーシングに対応しました。
森や庭園、ランドスケープ表現において、光の反射や陰影がより自然に再現されます。シーンにレイトレーシングを適用するだけで、空間全体の説得力が一段と高まります。
プレビューと動画レンダリング体験の進化
プレビューと動画レンダリングの体験が大きく進化しました。新たに導入されたリアルタイム・デノイザー(ノイズ除去機能)により、プレビュー画面がこれまで以上に滑らかでクリアになります。動画レンダリング時に必要なサンプル数も大幅に削減され、高品質と高速化を同時に実現しています。
レイトレーシング対応ガラス表現
ガラスを透過する光の表現が、より繊細かつ正確になりました。ステンドグラスや色付きガラス、ガラスブロックなどの素材が、色付きの影を投影できるようになり、建築空間に奥行きとリアリティをもたらします。
新たに用意されたサンプルシーンでは、これらの効果を実践的に確認できます。ガラス材料の特性とレイトレーシングの詳細については、ガイドをお読みください。

レイトレーシングによるサブサーフェス・スキャタリング
サブサーフェス・スキャタリングは光が半透明な物体の表面を透過し、内部で散乱した後に表面から出て行くメカニズムのことです。表面下散乱という訳語で呼ばれる事もあります。
Lumion 2024では、大理石やワックスなど、半透明素材の内部で光が拡散する表現も強化されています。サブサーフェス・スキャタリングの数値を調整することで、素材の奥行き感や質感がよりリアルに変化し、視覚表現の完成度が一段と高まります。
パララックス・インテリアによる都市表現の強化
都市シーンに、より豊かな文脈とリアリティを加える新機能です。Lumion 2024では、カメラ視点に常に正しく追従するパララックス・インテリアが追加され、昼・夜のバリエーションも用意されています。住宅や商業施設の外観表現に、手軽にリアルな室内の気配を加えることができます。
ワークフローを合理化するためのカメラ操作を継承
Lumion 2024 を使用すると、お気に入りのデザインツール間をシームレスに移動できます。SketchUp、Revit、Rhinoのカメラ操作をLumion上で再現できるようになりました。
普段使い慣れた操作感のまま、モデリングからビジュアライゼーションへとスムーズに移行でき、作業のストレスを大幅に軽減します。

glTFファイル形式に対応
Lumion 2024では、glTFファイル形式の読み込みに対応しました。Web向けの軽量モデル活用や、PBRワークフローを複数アプリケーション間で統一したい場合にも、柔軟に対応できます。
想像力を、より正確に可視化するために
Lumion 2024は、空間を細部まで描き出し、設計のストーリーを明確に伝えるためのツールです。レイトレーシングの強化とパフォーマンス向上により、建築家やデザイナーのビジョンを、これまで以上にリアルで説得力のあるビジュアルへと変換できるようになりました。
今後も年間を通じて新たなアップデートが予定されています。製品ロードマップを確認し、ぜひフィードバックやアイデアも共有してください。
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