Lumion11.5で人物・家具のオブジェクトが追加。Lumionの人物オブジェクトは美男美女が揃っている？

人物やレトロ風オブジェクトが追加！これはイケメンパラダイスを作るしかない

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Lumion11.5の新機能として、コンテンツライブラリにLumion Proは123個、Lumion Standardは37個の新しいオブジェクトが追加されました。Lumion11.5で追加されたオブジェクトは、人物やレトロ風の家具など、クリエイティブな空間を作るのに最適なオブジェクトばかりです。

ブログ部で「どのような人物が追加されたんだろうね」などと話をしながら、コンテンツライブラリを見てみると、Lumionの人物オブジェクトは、イケメンや美しい女性が多いことに気づきました。

これは、新しい人物のオブジェクトを利用し、イケメンパラダイスを作るしかない！ということになり、今回は新しいオブジェクトをご紹介しつつ、夢のイケメンパラダイスをLumionで作成してみることにしました。

Lumionで利用できる便利な外部オブジェクト集

Lumionのコンテンツライブラリには、たくさんのオブジェクトがありますが、外部にも様々なオブジェクトを集めたサイトがあります。

外部オブジェクトサイトは、メーカが協賛しているものがあり、商品としてリアルに存在するものをLumion内に設置できる利点があるため、知っているととても便利です。

数多い外部オブジェクトサイト中から、無料で利用できるオブジェクトサイトの一例をご紹介します。

（オブジェクトが全て無料のサイトと、一部だけ無料のサイトがあります。ご了承ください）

・3D Warehouse

・bim object

・pCon.box

・Republic of Fritz Hansen

・Herman Miller

・B&B Italia

・Dimensiva

・MegaScans

・Humano3D

・Human Alloy 3D People

・Axyz Design Ready-Posed 3D People

イケメンたちが集う家をLumionで再現！のはずが？

人物を設置する家をLumionに取り込みます。今回はArchiCADで作成したモデルを、ArchiCAD LiveSyncプラグインを利用し、Lumionとライブシンクして取り込みました。

　

LumionにArchiCADで作成したモデルが反映されたら、さっそく人物のオブジェクト（イケメン）を設置してパラダイスを作ります。

「イケメンパラダイス」の計画を遂行した、ブログ部のAさん。作成したモデルを見せてもらいました。

　

はい。ツッコミどころ満載なモデルが作成されていました。パラダイスというよりカオスという方がふさわしいですね……。

なぜ水着姿の男性がいるのでしょうか？そして、仕事をしている方の後ろで筋トレをしている男性もいます。そこで無邪気に遊ぶ男の子……。極め付きは、カウンターに乗っかっている犬……。自由な創造ができるLumionですが、イケメンパラダイスというより、踏み込んではいけない世界に、迷い込んでしまった気分になる作品です。

ちなみに作成したAさんに聞いたところ、水着姿の男性は海から上がって、休憩しているとのことでした。この混とんとした世界には、どうやらストーリーがあるようです。非常に自由です。

ここで気を取り直し、ご紹介したいオブジェクトがあります。Lumion11.5で追加されたレトロ風の家具です。キッチンの背面に設置されている赤い冷蔵庫などが、それに該当します。仕事をしている男性の横にもコーヒーメーカーなどが設置してあります。

イケメンを集めると、カオスになる……？かなりインパクトのあるパラダイスが作成できました。

Lumionと外部オブジェクトのコラボでイメージの幅を広げる

2章で外部オブジェクトのサイトをご紹介したので、外部オブジェクトサイトからも、人物のオブジェクトを取り込んでみました。この人物オブジェクトはイケメンハウスの外に設置することにしました。

今回、取り込んだのはこちらの男性。一般的なイケメンというにふさわしい、シンプルなイケメンを選んでみました。

こちらは、3DWarehouseの無料オブジェクトです。

　　

「新しいモデルをインポートする」を選択し、該当のファイルからオブジェクトを取り込みます。取り込んでみると、非常にサイズが大きかったため、Lumionのオブジェクトと比較してサイズを調整しました。

外部のオブジェクトから取り込むと、このように「何かが違う」ことがあるため、若干の調整が必要になるケースがあります。

　　

レンダリングした画像がこちら。きれいに取り込めました。

このように、外部オブジェクトと相性がいい場合があるため、色々な人物を取り込んでみると世界観が広がり、オリジナリティあふれるモデルが作成できるのではないでしょうか。

作成したモデルのテーマに合ったモデルがLumion内で見つからない場合や、作成したモデルのシチュエーションに合った人物をまとめて設置したい場合は、外部オブジェクトを利用してみると便利です。

楽しみ方はあなた次第、Lumionは私たちのイマジネーションを刺激する

レンダリング後の動画がこちら。カオスな世界が完成いたしました。

Lumionを操作していると、やりたいことがあふれてきます。やってみたい！と思ったことを、すぐに試せるLumion。

Lumionの操作は比較的シンプルで自由度が高いため、イメージが膨らませやすい利点があります。また、コツをつかむと家具を配置する位置や光を入れる方向で、同じモデルでも見え方が目覚ましく変化します。今回のように楽しみながらLumionを操作し試すことは、コツをつかむきっかけになるため現場でとても役立ちます。

私たちの創造を叶えてくれるLumionのオブジェクトやマテリアルを最大限に利用し、ONでもOFFでもLumionの世界を楽しみましょう！