【LUMION✕Revit④】Revitユーザー向け講習での質問:マテリアルを作るコツ

このブログではRevitユーザーの皆さまの為の

「LUMIONを活用するにあたってり知っておきたいRevitのこと」

について書いています。

毎月月末に1本のペースで投稿させていただいておりますが、今回は Revitユーザー向け講習でありました質問への回答として増刊号的な投稿となります。第4回目の今回は「マテリアルを作るコツ」についてです。

マテリアルの作り方は、LUMION✕Revit②で解説したように、 タイルなら同じタイルといったように、同じ種類のマテリアルを複製して作成します。 そうすることにより、設定のベースが既にあるので、元の仕様と異なる部分だけを変更することで、時間をかけずにマテリアルを作成することができます。ではいくつかの設定をみてみましょう。

タイルの設定の例

木材の設定の例

カーペットの設定の例

例えば、タイルであれば、タイプはセラミックなのか磁器なのか、仕上げは光沢仕上げなのか、マットなのか等、そのマテリアルに合わせて異なる部分を変更していきます。変更する項目がなければ、画像だけを入れ替え、サイズの数値を設定すれば完成です。

画像で気をつけないといけない事は

画像に明るさや色のムラがない素材を使用することです。例えばフローリングなど、古材を使用したいのでカタログの画像を使用したとしても、もし画像の中で光の当たり方で端部が中央よりも明るくなっていたり暗くなっていたりすると、マテリアルを貼り付けた時にきれいに連続した板の模様になりません。

もし、テクスチャを作ってみたけれど、ムラができてうまくいかないようであれば、テクスチャサイトなどの画像を使用してみて下さい。きれいな連続模様になりますヨ♪

*クロスについては、メーカーのデジタルデータのテクスチャ画像を使用しても特に問題はないと思います。

 マテリアルの記事が続きましたが、次回はお蔵入りになりそうな「Live Sync≠カメラの同期&円形形状のある建物のインポートの設定」についてです。お楽しみに!

この記事を書いた人

Shibatama
Shibatama
Digital Archi Creation代表。一級建築士。udemy講師。建築系専門学校講師。専門学校でのRevit指導137名(2016年4月~)+Lumionオンライン講習でRevit担当(2020年5月~)422名+udemy講座の受講者363名(累計922)。Revit&Lumionの書籍を出版予定です。

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