オムニライトやスポットライトの相乗効果は？ボリュームライトを検証！

ライトの見せ方が変わる？Lumion12.3ボリュームライト

Lumion12.3からオムニライトがボリュームライトエフェクトに含まれるようになりました。
Lumion12までは、オムニライトにボリュメトリックスポットライトのエフェクトがつけられなかったのですが、Lumion12.3から可能になっております。
そして、名称もボリュメトリックスポットライトからボリュームライトへ変更されました。

ボリュームライトのエフェクト効果は、ライトの光をフワッと広げる効果や霧がかった光を演出するなど、これまでのライトエフェクト効果をよりラグジュアリーかつ繊細に演出することが可能になりました。
今回はLumion12で追加され、Lumion12.3で新しくなったボリュームライトに、どのようなエフェクト効果があるのか検証してみました。

ボリュームライトのエフェクト効果を比較してみました

代表的なライト「スポットライト」と、360度光の表現が可能な「オムニライト」。
この2つのライトにボリュームライトのエフェクトを追加すると、どのように変化するのか、比較検証してみました。

　　　　　　

スポットライト編

まず、照明器具にスポットライトを配置します。

　　　　　

レンダリング後の画像がこちら。

　　　　　　

次にスポットライトへボリュームライトのエフェクトを追加してみました。
スポットライトをクリックし「ボリュームライト」にチェックを入れます。これで設定は完了です。

　　　　　　　

スポットライト+ボリュームライトのレンダリング画像がこちら。
フワッとした光の効果や光芒が表現されています。

　　　　　　　

画像を横に並べて比較すると、分かりやすいですね。
ボリュームライトを追加すると、柔らかい光の拡散を演出のひとつとしてご利用いただくことが可能となります。

　　　　　　　

オムニライト編

Lumion12までは、オムニライトでボリュメトリックスポットライト（現：ボリュームライト）が、利用できなかったので、どのように光が表現されるのか楽しみです。

まず、オムニライトを照明器具に配置します。

　　　　　　

ここで、ワンポイントアドバイスを。
幾何学模様の照明器具を使用する場合、照明器具からこぼれる光を効果的に見せるには、温かみのある色調と中程度の明るさがおすすめです。ぜひお試しください。

　　　　　　

まずはボリュームライトのエフェクトをつけない状態で、レンダリングをしてみました。
天井に照明器具の影が映り、オムニライトの効果を見ることができます。

　　　　　　

次に、オムニライトへボリュームライトの効果を追加します。
オムニライトをクリックしボリュームライトをチェックします。これで設定が完了しました。

　　　　　

レンダリング後の画僧がこちら。
全体的に優しい光が広がり、オムニライトの光をよりラグジュアリーに表現することができました。

　　　　　

スポットライト同様、画像を横に並べて比較してみました。
ボリュームライトのエフェクト効果がない画像は、スッキリとしてシンプルに。
ボリュームライトのエフェクト効果を付けた画像は、全体的に華やかなイメージとなりました。

　　　　　

窓からこぼれるボリュームライトの光

ボリュームライトは、お部屋の中でも華やかな光を再現できるのですが、窓から外へこぼれる光の表現も素敵です。

画像のように、窓から光が放射線状にこぼれていることがわかります。
お部屋の中だけではなく、どこから見ても創造性豊かな演出ができることも、ボリュームライトの利点です。

　　　　　　

Lumion12.3のボリュームライトでもっと自由な演出を

エフェクト効果でも、難しいと感じる方が多いライトや光の調整。
Lumion12.3で新しくなった、オムニライトとボリュームライトの相乗効果で、今迄にない新しい表現が可能になりました。ボリュームライトはワンクリックで設定ができるため、とても簡単にこの効果を得ることができます。
ライトの演出に困ったときは、ぜひボリュームライトを使ってみてください。

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