やりたいことが具現化できる 仕事も趣味もLumionで楽しもう

Lumionの機能を利用し、とある世界を表現してみました。Lumionは、お仕事以外にも、おうち時間を楽しむツールとして、使用することもできるソフトです。皆さまの自由な創造を、Lumionで表現してみてはいかがでしょうか。

Lumionでバイクをリアルに表現する その裏側には?

ブログ部でテーマを打ち合わせていると……。Aさんから「次のテーマはリアルなバイクをLumion表現してはどうですか?」と突然の提案。
少し前に「愛車をLumionに取り込む」というテーマでブログを作成しているため、謎の提案でした。

そしてAさんから原案をもらったとき「なるほど、そういうことか!」と気づきました。
今回は、Lumionでバイクをリアルに表現する方法をお伝えします。

バイクをトリガーにし、Lumionの世界へトリップしましょう。

Lumionへインポートする前に バイクマテリアルをSketchUpで編集

まず、該当のバイクをSketchUpにインポートします。

Lumionへインポートする前に バイクマテリアルをSketchUpで編集

今回インポートしたバイクは「HONDA CB250シリーズ」。ブログ部、原案者のAさんは「HONDA CB250 T」を探していたのですが、「HONDA CB250 twister」で代用しております。
(CB250 Tと比較すると、ややスポーティーなモデルになっています)

   

Lumionへインポートする前に バイクマテリアルをSketchUpで編集

SketchUpにインポートをしたら、マテリアルカラーを割り当てます。
このとき、Lumionにインポートをしたときにカラーを変更しやすいよう、マテリアルカラーを割り当てておくと便利です。

SketchUpでおこなう準備は以上です。では、さっそくLumionにインポートしましょう。

新品ではなく中古!Lumionのエディタでひと工夫

SketchUpで下準備したバイクのマテリアルを、Lumionにインポートします。
今回は、新品のバイクではなく「中古のバイク」を表現したいため、ちょっとした工夫をしました。

    

新品ではなく中古!Lumionのエディタでひと工夫

最初に、フロントフォークとフロントフェンダーのマテリアルを選択し、中古感を出すために風化を取り入れてみました。
ですが、大切に乗っていることを想定し、グロスや反射性で、バイクを磨いていることを連想させる光沢感をプラスしております。

【マテリアルエディタでフロントフォーク・フロントフェンダーに設定した数値】

新品ではなく中古!Lumionのエディタでひと工夫

・カラーライゼーション(マテリアルの色味を変更):1.0
・グロス(艶感の強弱を調整する効果):2.0
・反射性(光の反射性の設定):2.0
・風化(シルバー):0.5
・エッジ:0.5

     

新品ではなく中古!Lumionのエディタでひと工夫

次に、ガソリンタンクのマテリアルを選択します。
ガソリンタンクのカラーを黒に変更し、こちらも中古感を表現するために、風化を使用し、グロスや反射性をプラスしています。

【マテリアルエディタでガソリンタンクに設定している数値】

新品ではなく中古!Lumionのエディタでひと工夫

・カラーライゼーション:1.0
・グロス:2.0
・反射性:1.2
・風化(アルミニウム):0.5
・エッジ:0.5

新品ではなく中古!Lumionのエディタでひと工夫

最後にライトとフロントウインカーに「ライト」を設定して完成です!

脇役にもこだわろう Lumionの機能を利用した名脇役たち

文末の動画に登場する、脇役たち。このオブジェクトにも意味があるようです……。

最初の脇役は「バイクに乗る人」です。

脇役にもこだわろう Lumionの機能を利用した名脇役たち

どこかで見たことがある柄のシャツを着ている男性。(原作ではシャツの裾はデニムにインしておりません)
このバイクには、Lumion11の新機能「メタリックカーシェダー」を使用しています。

メタリックカーシェダーの詳細は「マテリアルやエフェクトを利用しLumionの世界を愛車でドライブ」ブログをご覧ください!

次の脇役は「3人の人」です。

脇役にもこだわろう Lumionの機能を利用した名脇役たち

何かを連想させるシルエットですね。こちらは、Lumion11.3の新機能「キャラクターのカラーシルエット」を設定しています。

設定方法は、人物のオブジェクトを選択し、表示されるプロパティ内のカラーを変更します。

キャラクターのカラーシルエットは、人物のオブジェクトを様々な単色カラーにすることができます。Lumionのプロジェクトで人物をさりげなく見せたいときなどに、効果的ですね。

日本の隠れた?文化をLumionで表現してみました

レンダリング後の動画がこちらです。
ブログ部のAさんが何を表現したかったか、お察しいただけましたでしょうか。

今や日本の文化ともいわれているアニメや漫画。今回は、とある漫画のイメージモデルを作成してみました。

       

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※Lumion11に最適なハードウェアはこちらの「ナレッジベース」の記事をご覧ください。

この記事を書いた人

BRINGROWブログ部
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CAD技術者を育成する会社BRINGROWブログ作成チーム「BRINGROWブログ部」です。Lumionの講師をはじめCADやBIMのプロフェッショナルメンバーで構成。
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