建築家として、表現を理解されるのは難しいことです。
デザインや現実世界との関係についておもしろいアイデアを持っていても、自分の主張を伝えるには3Dモデル以上のものが必要です。
Lumionを使えば、色や息吹、個性にあふれた、あなただけのデザインのビジョンを表現することができます。
すべてのデザインにはストーリーがあり、意味や背景を与えてくれます。
例えば、住宅をデザインする場合、「毎朝、美しい水辺の景色を見ながら目覚めたい」という施主の生涯の願いを叶えるための物語があるかもしれません。
「Cabin by the lake」Arsalan Mohaghegh Honarvar(Honarvar Design Studio)によるレンダリング
インテリアでは、朝のキッチンの温かな雰囲気を伝えたいと思うかもしれません。
「Vintage kitchen」AdityaPradanaによるレンダリング
ストーリームービーはさらに実用的なものです。
ランドスケープアーキテクトでは、新しい都市の公園の提案のため、人の流れや自転車専用レーン、その他の重要なディテールについて語ろうとしているかもしれません。
建築家は根っからのアーティストです。
自分のデザインの個性的なアイデアを表現したいと思っており、その為それを簡単に実現する方法を見つける必要があります。
レンダリングソフトウェアのLumionは、自由な表現の障壁を取り除き、プロジェクトの豊かで個性的なストーリーを伝えるツールや機能を使って、あなたのアーティスティックな側面を引き出すことができます。
Lumionの高速レンダリングとシンプルなワークフローで、想像から3Dモデルを経て、レンダリングに至るまでの道筋が明確になります。
このブログでは、Lumionがいかにレンダリングでよりよい表現をするのに役立つのか、
見せたいものを正確に表現する魅力的なレンダリングを作成する上で、困難をどのように取り除くかをご紹介します。
レンダリングとは別の世界へ
これまでは、美しいレンダリングを行うことは、特殊なイリュージョンのように感じられていました。
魅力的な雰囲気や、臨場感のあるデザインを表現するには専門家に任せるのが普通でした。
Lumionは、プロセスと結果の両方において建物のレンダリングに新たな命を吹き込むことで、この状況を変えました。
起動した瞬間から、Lumionはいつも使っているソフトと違う雰囲気を醸し出します。
すっきりとしたわかりやすいインターフェースで、すぐに使い始めることができます。
シーンに入ると、CADソフトからモデルをインポートする方法をLumionがガイドがしてくれます。
(Lumion LiveSyncでCADとのライブ接続を行うこともできます。)
Lumionは、ほぼすべてのCADソフトウェアと互換性がありますが、リアルタイムレンダリングができるLiveSyncプラグインは現在、SketchUp、Revit、ArchiCAD、AutoCAD、Vectorworks、Rhino、BricsCADでのみ使用できます。
インポートすると、そこからは楽しくて充実した創作活動が展開されます。
樹木、植物、照明、家具、車、アニメーションのついた人物など、6,200点以上のコンテンツライブラリから、シーンにリアリティと個性を与えます。
「Conference room」Angello Marques Arquitetura e Design提供モデル
Lumionにはレンガ、コンクリート、ガラス、木など、1,200種類以上のオプションが「マテリアル」タブに用意されてます。
また、色、ディスプレイスメントマッピング、風化、葉、エッジ、グロスなどのカスタマイズができ、マテリアルを生き生きと感じさせます。
Ten OverStudioによるモデルデザイン。
「ランドスケープ」タブでは、地形形成ツールや水のオプション、時間を節約できるコンテキスト機能「OpenStreetMaps」など、建物を撮りまく環境全体を修正することができます。
最後に、「ウェザー」タブでは、様々な太陽の明るさや、時間帯、そして魅惑的なリアルスカイの下で、あなたのデザインを見ることができます。
次のステップである画像、ムービー、パノラマの作成では、60種類以上のエフェクトを利用して、レンダリングを芸術作品に変えることができます。
正投影や、フェージング、クリッププレーンを使った他に類を見ないアニメーションを瞬時に作成することができます。
スカイライト、シャドー、ハイパーライト、色補正で照明環境をを美しく仕上げることもできます。
Lumionのストレスフリーなワークフローとその可能性については多くのことが語られていますが、
重要なことは、Lumionは「ソフトウェア」と感じないように作られてるということです。
ただのソフトウェアとしてではなく、創造的なプロセスから最終的な建設までの一連の流れの旅において、不可欠な一部として感じられるようにデザインされています。
創造的な表現の可能性は事実上、無限です。
Lumionがクリエイティブを可能にする方法
目を閉じて、自分のデザインの完璧な表現を想像したとき、どのようなものが浮かびましたか?
外観の静止画なのか、それとも人や車が動き回っているのか。
周りの木々や風景はどのように見えましたか?
「のび太の家、子供のころの思い出」Odin Architectsによるレンダリング
自分のデザインの中に入ってみて、空間の雰囲気を感じたり、窓からの光の入り方や火の温かみの感じ方など、魅力的なディテールを楽しんではいませんでしたか?
ファーンズワース邸の360度パノラマ画像をクリックして見てみましょう。
そのイメージは、必ずしも写実的である必要はありません。
理想的なビジュアライゼーションは、よりアーティスティックで概念的なものかもしれません。
光やパステルカラー、シュールな雰囲気が気持ちを高め、見逃せないものにしてくれます。
「Practice rendering」Marcus Cederbergにインスパイアされたムードを、Gemma Galeno(Instagram: @gigarchdesign)によりレンダリング
伝えたいストーリー以外にも、その可能性は無限大に広がります。
これこそが、Lumionがあなたに与えてくれる創造力であり、デザインに対する個性であり、ビジョンなのです。
あなたの設計事務所にはオリジナルの作業や工程があるかもしれません。
たとえ他の建築事務所とは異なるスタイルであっても、情報を共有する際、Lumionでは簡単に適用でき、画像、ビデオ、パノラマを保存することができます。
Ten Over Studioによるモデルデザイン
スタイル機能を使えば、美しい仕上がりに必要な要素をすべてレンダリングに与えることができますが、この機能は個性的な仕上がりのための出発点と考えてください。
言い換えれば、スタイルを追加することは個性的で魅力的な仕上がりへの近道となります。
「雲り」スタイルにいくつかのエフェクトを加えた例。
反射があると臨場感が増し、建物と環境の相互作用を表現することができます。
暑い夏の日に冷たい雨が降ってくるような爽快感や、地平線に浮かぶ不気味な積乱雲など、自然の力に驚かされるような降水エフェクトをご覧ください。
フォトマッチング機能を使えば、写真に合わせてモデルを配置することができ、地球上のリアルな場所を再現することができます。
「Lumionでのフォトマッチ」Arch Randz Gomezによるレンダリング
クライアントが今まで見たことのない、しかし今後のあらゆるプレゼンテーションで必要となるような正投影ビューも作成できます。
さらに、アニメーションフェージングエフェクトで、建物の構造の独自性を表現します。
「Concept Model Rendering」AoDK, Incによるレンダリング
Lumionのフォト、ムービー、パノラマモードのエフェクトの各オプションを使えば、仕上がったレンダリングを「これは私のデザインで、心から作成したのものです」と言えるようなユニークな結果に変えることができ、レンダリングは正確にそれを表現してくれるでしょう。
あなたの個性が光るレンダリングを作成しましょう
建築物のレンダリングは、個人のクライアント、デベロッパー、政府機関、そして最終的にあなたのデザインを周囲に採用することになる地域社会にとって、これまで以上に重要なものとなっています。
デザインを開発している段階で、Lumionはプロジェクトの各段階のフローに入り、日常生活に完全にフィットし、効率的にイメージをレンダリングするのに役立ちます。
「Three dramatic before/after views」Suraj Karki(Instagram:@_ yesk)によるレンダリング
また、Lumionは高度でありながら直感的な機能やツールが満載されており、あなたのユニークな創作物に命を吹き込み、完成したレンダリング画像をクライアントや様々な人に公開する際、とても魅力的なものとしてくれます。
Lumionについて詳しく知りたい場合は、14日間の無料トライアルをお試しください!
※当記事はメーカー(Act-3D社)の公式ブログ記事の日本語翻訳版です。
日本のユーザー様向けに、一部内容を変更・修正している場合があります。元の記事をご覧になりたい方はこちらをクリックしてください。
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