LUMION10の新機能で美しい外観をキャプチャする

光り輝く星空を視覚化する。 実際の写真をLUMIONでレンダリングされたモデルとマッチングする。 なだらかな丘、斜面、谷を一瞬にして作り上げる。

LUMION10には、建築家のワークフローを迅速化し、美しくインパクトのある画像、動画、360パノラマを効率的に作成できるようにするための多くの新機能があります。

新機能の多くは、細部に富んだレンダリングを作成するために必要な労力の削減に繋がるものです。しかし、それだけでなくパワフルで最先端のエフェクトを使用して、非常に壮観な外観のプロジェクトを作成することもできます。

この投稿では、LUMION 10の5つの新機能について説明します。
 

  1. リアルスカイの夜空*
  2. オーロラ*
  3. フォトマッチング*
  4. OSMのハイトマップ*
  5. AIアーティストスタイル


新機能紹介ビデオ、チュートリアルなどを含め、これら5つの機能がレンダリングプロセスの向上にどのように役立つかについて詳しく知ることができます。
なお、LUMION10に関する全ての情報を確認するには新機能ページをご覧ください。

リアルスカイの「夜空」(Pro版のみ)

カメラ、ムービー、パノラマモードの「リアルスカイ」エフェクトは、LUMION 9でリリースされました。スカイライトのテクノロジーとリアルスカイの驚くほど詳細なHDRI画像によって、驚くべき美しさを有する刺激的な空の下にデザインを配置することが可能になりました。

Model design by Marco Caccini.

LUMION 10のリアルスカイに関しては重要なことが3つあります。

  1. 5つの新しい夜空が追加されました
  2. 残りの39のリアルスカイは、Pro版でないLUMION 10でも利用可能になりました。
  3. 編集モードでリアルスカイにアクセスできるようになりました

5つの新しいリアルスカイ

夜空に光輝く星を見上げているとき、ワクワク感や美の感覚を得ることは容易です。 これは、まさに我々が設計者がデザインを披露する際の作成に役立ちたいという感覚であり、LUMION 10 Proで利用可能な5つのリアルスカイを紹介できることに興奮しています。

5つの新しい夜空には以下が含まれます。

夜空 #1

夜空 #2

夜空 #3

夜空 #4

夜空 #5

Model design by Ten Over Studio.

Pro版でないLUMION 10でも利用可能になった39のリアルスカイ

Pro版でないLUMION 10 でも、LUMION 9で昨年リリースされた39のリアルスカイを使用できるようになりました。
これらLUMION 10ユーザー向けにロック解除されたリアルスカイの中には、晴天、曇り空、朝空、夕方の空などがあります。

編集モードで利用できるようになったリアルスカイ

編集モードでの作業時にリアルスカイの設定が可能になりました。

編集時にリアルスカイを適用するには、「天気」タブをクリックします。そして「リアルスカイ」ボタンを有効にします。そうすることで、適用するリアルスカイを選択できるようになります。

Model design by Van Manen.

オーロラ(PRO版限定)

オーロラは通常、はるか北とはるか南の地域で見られます。そのため、ニューヨーク市の建物を設計している場合、オーロラの下で建物を見ることはほぼありません。

しかし、実際にオーロラの光を見たことがあれば、その力強さや美しさや不思議な感覚をあなたは知っているはずです。

LUMION 10 Proでは「オーロラ」エフェクトを使用することで、色と美しさのオーケストラの下でデザインを表示し、レンダリングにエーテルのような芸術的なフレーバーを与えることができます。 以下のビデオで、オーロラエフェクトの詳細とリアルスカイの夜空との組み合わせて使用する方法を学習できます。

フォトマッチング

多くの建築家やデザイナーは、実際の場所で建物や景観のデザインがどのように見えるかを示す必要があります。 建物がそのコンテキストとどのように相互作用するかを示す有効な画像を提供するにあたって、LUMION 10 Pro の「フォトマッチング」エフェクトを使用すると良いでしょう。

ビューを撮影します。 そして、デザインに合わせます。 そうしたら、実際の写真で提供されるコンテキストで新しい建物のデザインがどのように見えるかをクライアントやその他の関係者にお見せしましょう。 フォトマッチングを使用すれば、将来の住宅街の真ん中にデザインを表示することだってすぐにできます。

DCIM100MEDIADJI_0441.JPG

LUMION10でレンダリングされたフォトマッチングの例

「フォトマッチング」エフェクト(カメラモードにあります)を完全に理解するには多少時間がかかりますが、理解に役立つチュートリアルやサンプルシーンを用意しています。 以下の3つのチュートリをご覧ください。

チュートリアル #1

チュートリアル #2

チュートリアル #3

OSMのハイトマップ(Proのみ)

現実的な背景を作成する方法は多数ありますが、遠くに木や建物を追加したり、LUMIONのランドスケープツールを使用して環境を形作ったり、レンダリングに現実的な外観の背景を作成するには時間がかかるものです。

LUMION 10 ProのOSMのハイトマップを使用すれば、小さな起伏のある丘から遠くの斜面や谷まで、プロジェクトを取り巻く実際の標高を再現できます。

OpenStreetMapは以前のバージョンと同じように機能します。マップ上のスポットを選択し、建物やその他のデータをLUMIONのエディターに挿入します。 ハイトマップを使用して、OSMのインターフェースを「ハイトマップのダウンロード」ボタンをオンにして、選択したエリアの実際の標高データをダウンロードするだけです。

AIアーティストスタイル*

LUMIONはニューラルネットワークテクノロジーを実験し、さらに調査して、芸術と建築がどのように融合しうるか、つまり芸術的で印象的なデザインイメージの可能性を探っています。

カメラモードのエフェクトである「アーティストスタイル」を使用すれば、モネ、カンディンスキー、ピカソなどのスタイルを含む伝説的な画家のユニークな絵画スタイルのデザインを作成できます。

*最小16GBのシステムメモリが必要です。

3Dモデルに命を吹き込む。デザインのアイデアを共有する。

LUMION 10は美しいレンダリングを作成するために必要な労力を削減します。LUMION 10のすべての新機能、ツール、およびコンテンツを使用することで、LUMION 10には3Dモデルを驚くべきスピードで魅力的なものにし、さらにはデザインのアイデアを共有可能にするストレスのない環境が整っていることをあなたは実感することでしょう。

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