LiveSyncでデザインワークフローを向上させる方法

建築のデザイン開発は、クリエイティブな工程によって推進されます。
最初は、紙に描いたスケッチ程度のアイデアから始まり、そこから独自のプロセスが始まり、デザインは形を変えていきます。図面、3Dモデル、ディテールまで再現したビジュアライゼーション、さらには物理的な構造物へと姿を変えていくのです。

それは、環境に配慮したサスティナブルなランドスケープ計画や活性化された地域にあるおしゃれなカフェ、または新しい家族のための新しい家かもしれません。

 

 

アイデアから最終的な結果までの道のりは、フィードバックと修正の連続です。批判的な検討と自由な探求を往復します。しかし、このプロセスは時間がかかります、建築家にとって時間とは贅沢なものです。

Lumionのリアルタイムレンダリング機能「LiveSync」は、AllplanのプロジェクトとLumionの息を呑む世界との間を同期し、設計開発時の時間を短縮します。

現在、LiveSyncはRevit, SketchUp, ArchiCAD, AutoCAD, Rhino, Vectorworks, BricsCAD, FormItで利用可能です。そして、LiveSyncに新たに加わったLiveSync for AllplanでAllplanとのリアルタイム接続も可能となりました!

 

 

このリアルタイム互換機能であるLiveSyncをAllplanや他のソフトで使用することにより、モデリングとレンダリングを同時に行うことができ、ワークフローを瞬時に強化します。
デザインやマテリアルの選択を流動的かつシームレスに検討し、プロジェクトに最適な解決方法を明らかにすることで、大幅な時間短縮が可能になります。

AllplanとLiveSyncのセットアップについては、こちらをご覧ください。

これから、LiveSyncがデザインワークフローを活性化させ、アイデアをより簡単に、より速く実現できる理由をいくつかご紹介します。

*このブログの画像や動画のほとんどは、新しいLiveSync for Allplanを取り上げたものです。しかし、どのLiveSyncプラグインでも同様の結果を得ることができます。

 


 

LiveSyncでデザインを即座にビジュアル化

RevitからChief Architectまで、あらゆるCADや3Dモデリングソフトウェアには、さまざまな機能や性能が搭載されています。
例えば、AllplanのParasolidモデリングカーネル統合やその他のレイアウトツールは、3Dモデルに調整を加えデザインを改善する際に、いくつかの選択肢を与えてくれます。

RhinoにはGrasshopperがあり、ジェネレーティブ・アルゴリズムによる新しい形状の探求に理想的です。
SketchUpには、プッシュ&プルの3Dモデリング機能があり、詳細な形状やボリュームを比類のない速さと容易さで構築することができます。Lumion LiveSyncを使えば、CADソフトウェアで行ったあらゆるアクションが、Lumionの詳細でリアルなプロジェクト編集画面で視覚化されます。

 

 

Allplanのモデルで壁の高さを変更すると、Lumionは自動的に更新され、実物そっくりの樹木や植物、驚くほどリアルな自然光やライト、現実の環境、その他の都市や田舎の状況に囲まれたシーンを見ることができます。

このようなリアルタイムのインタラクションは、マテリアルを検討する際にも役に立ちます。CADソフトウェアでマテリアルの割り当てを行う際、選択したマテリアルがどのように見えるかを、驚くほど詳細なレベルで即座に確認することができます。

 

 

Lumionの完全に没入型の世界では、明るい晴れた日、壮大な夕日、心地よい雨の嵐など、フォトリアリスティックな様々な条件の下でプロジェクトを見ることができます。

奥行、規模、光、配置、CADソフトウェアで2Dまたは3Dのどちらでデザインしてもかまいません。
Lumion LiveSyncは、実際の場所で細部まで確認し、プロジェクトのすべてのニュアンスを探ることができるようにするものです。

 


  

より速いスピード、より良いコラボレーション

Lumion が建築家に提供され始めたのは10年以上前です。それ以来、プロ品質の驚くほど美しいビジュアライゼーションを作成するためのプロセスを容易にし、時間を短縮するために多くのステップを踏んできました。
Lumion LiveSyncは、スピードと利便性をさらに高め、3Dモデリングとレンダリングを同時に、隣り合わせで行うことができるようにしました。

 

また、Lumionには、LiveSyncのデザインレビューをサポートする機能やツールがいくつか用意されています。

例えば、リアルスカイ、カスタマイズ可能な3D芝生、ファインディテールネイチャーを組み合わせれば、素晴らしい夕日の下、多様な植物の森に囲まれたCADモデルをわずか数分で表示することが可能です。スライダーを動かすだけで、マテリアルを驚くほどリアルに感じられるようになります。
また、OpenStreetMapsを使用して、現実の標高と建物のデータを即座にインポートできます。フォトマッチエフェクトにより、数クリックでCADモデルを現実の写真の中に配置することもできます。

最も重要なことは、LiveSyncはその場で変更を加えたら、その都度Lumionの光のように速いレンダリングにより、短時間で何十もの画像や動画を作成することができることです。

 


 

LiveSync for Allplanでインスピレーションを得よう

Lumion LiveSync for Allplanは、すべての建物がその環境、地域、歴史と密接な関係を持ち、この関係を瞬時に表現します。

 

 

Allplanのワークフローにリアルタイム互換を追加したい場合は、ナレッジベースで簡単な手順をご確認ください。

Allplanは、AEC業界向けにBIM設計ソフトウェアをグローバルに提供しており、正確な設計図と施工図を実現するための建築的ソリューションを提供しています。

 

Lumionを試しなことがない、触ったことがない方は、ぜひこちらから14日間の無料トライアルをダウンロードしてください。

  

※当記事はメーカー(Act-3D社)の公式ブログ記事の日本語翻訳版です。
日本のユーザー様向けに、一部内容を変更・修正している場合があります。元の記事をご覧になりたい方はこちらをクリックしてください。

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