リアルスカイを使い様々な気候のレンダリングを作成する

明るく晴れた日から暗く暗い雷雨まで
Lumion 11には、直感的で便利なツールが用意されており、あなたのデザインに雰囲気や感情を吹き込むことができます。

デザインを伝える中で、雰囲気というものは相手の感情に火をつけ、興味を持ってもらう上で重要な役割を果たします。その雰囲気はプロジェクトの特定の時間と場所を伝え、相手の気分を向上させるだけでなく、その形と機能についてより強く、そして明確なストーリーを伝えることができます。

建物のデザインが同じであっても、周りの雰囲気が少し変わるだけで、プロジェクトを見たときの感じ方に劇的な影響を与えます。それは、形ではない意外な方法で建物自体を変化させることができると言えるかもしれません。

照明や時間帯の影響によるものかもしれません。幸せな気分になる青空や、遠くに漂う不気味な霧の層で表現することもあります。

このブログでは、Lumionで簡単に作れるカメラ/ムービーモードのエフェクトの組み合わせが、特定の気候条件を伝えるのにどのように役立つかを見ていきます。

GFFハウスの雰囲気あるレンダリングの作成

凝った木製パネルと平らな屋根の新築住宅は、町の端に位置し、街の便利さと田舎の新鮮な空気が出会う絶好のロケーションに建っています。

これは、LumionのユーザーであるGui Felix氏によってデザインされ、Lumionコミュニティ（英語）で共有された「GFFハウス」の舞台です。

SketchUpでモデル化したGFFハウスは、空を一望できるシンプルな構造と、樹木、植物、岩などを背景にした自然な外観が特徴です。

モデルに満足したら、リアルタイムレンダリングプラグインのLumion LiveSync for SketchUpを使ってLumion 11にインポートし、コンテキストの作成を開始します。

Lumion 11の編集モードのファインディテールネイチャーカテゴリではポプラ、イチョウ、オリーブなどの風景に適したオブジェクトを提供しています。
マテリアルライブラリでは命を吹き込む助けとなる芝、木、ガラス、石のマテリアルなどの、色、ディスプレイスメント、風化、ツタなどをカスタマイズできる1,250種類のマテリアルを見つけることができます。

開放的な夏の日のレンダリング

私たちが最初に引き出したかった感覚は、夏の日のように、無限の可能性を秘めた開放感でした。青く澄んだ空のもと植物や草木、鳥たちが活気とエネルギーに満ちた表現をします。

基本のエフェクトスタックを構築するために、リアリスティックスタイルを適用しました。（実際、このブログの各レンダリングでは、リアリスティックスタイルのバリエーションを使用しています）
このコンセプトでは、明るく鮮明な色も重要なポイントでした。そのため、「露出」と「シャープ」を増やし、「色補正」を使用して青と緑を強くしました。