概要応募作品詳細

NO.39

海の上のバージンロード

コンセプト

私たちが考えたコンセプトはこの建築物を利用する方だけではなく、近隣の方や旅行にいらっしゃった方なども利用できるという点です。四角になっている部分はホテルとして利用する場所です。玄関の部分はガラス張りにして、透明感を出しました。1階と2階の部屋は利用者が分かれています。そうすることで部屋数を増やしながらを外観をお洒落にすることができました。真ん中にある建築物はレストランです。全面ガラスにすることで堅苦しい空気感をなくしました。周りを見渡すことができるので圧迫感もなくなります。そして船には結婚式場にしました。海上での結婚というのは中々できる経験ではない思うのでぜひこの場を使っていただいて思い出に残る結婚式をして欲しいと思いました。草木が多いのは周辺の環境から自然と共存する為に多く設置しています。

チーム「修成女子チーム」

  • 辻本 遥香 修成建設専門学校
  • 狩森 さゆ 修成建設専門学校
  • 吉岡 ゆうき 修成建設専門学校
PCスペック
  • CPU:Corei7-9750H
  • GPU:NVIDAQuadroT1000
  • メモリ:16G
レンダリング時間 90秒

総評コメント

せっかくいろいろな意図を込めてデザインした建築でも、映像で見せる際に演出意図を持って構図と見せる順番を組み立てなければデザイン意図が伝わらず、とても勿体ないことになってしまいます。本作のようにあちこち見せるのに便利だからと言ってとにかくウロウロカメラを動かして全部見せようとしてしまうのは、その典型的な失敗例です。カメラが一通り大体全ての場所を移動していくので、何度か集中して見ると「ここをしっかりアピールすべきだった」という箇所が幾つかあることに気付くことは出来ました。せっかくアピールすべき箇所があるのですから、その箇所箇所をしっかりと見られるアングルにカメラを落ち着けて、そこに充分な秒数を費やして見せるべきです。アピール箇所①をしっかり見せたら、編集でカットを割ってアピール箇所②を見せるというように、とにかくも漫然とカメラを動かしてどこもかしこも見せようとすることから脱却することが、良い映像作品を作るための第一歩になるかと思います。その上で、それらをどういう順番で見せるのが最も効果的かを考えるということになります。そういう意味で、今回の場合、冒頭もしくは前半でアジールフロッタンとの位置関係を提示しておくのが見る側に取っては最もすっきりすると思いますので、ラストのカットを本当は冒頭に持ってきたほうがよかったと思いますし、また、もっとカメラを引いて船の全体が見えるところまで広い画を見せる必要があったかと思います。