概要応募作品詳細

NO.17

3mx3m Domino System

プレゼンボード

コンセプト

居住、コミュニケーション、飲食、救護、隔離、様々な災害への対応可能なモバイルアーキテクチャーを目指した。 特に本敷地においては洪水の可能性もあることからその解決方法としてピロティーが思い浮かび、可動可能なピロティーを思いついた。高い場所が無く洪水の頻発する地域もある。アジール・フロッタンと同様大地と切り離す思想も重なる。 これらを総合的に解決できるのはフレキシブルなユニットである3x3 Domino systemだ。フレームにパネルを取り付けることにより構成する。 輸送方法に応じてユニットを自在に切り分け、ユニット単体も組立が可能。ピロティー下部にフローティングユニットを付けることで海や川に浮き、プロペラ等の動力ユニットを利用すると自身が舟やドローンにもなる。 3Dプリント出力ユニットを加えることにより、現地において自身で部材を生成し、無限の可能性が広がる。震災や津波発生にも対応できる。

チーム「並里義明建築研究所」

  • 並里義明 並里義明建築研究所
PCスペック
  • CPU:intel core i7
  • GPU:quadro p2000
  • メモリ:36G
レンダリング時間 40分

総評コメント

大部分を動画でなく静止画で構成されていますが、それ自体は技法として十分に機能しうるやり方だと思いますし、むしろ多くの他の作品のようにカメラが動きすぎてどこにフォーカスして見るべきか分からないよりも見せたい部分がはっきり伝わってある意味良いと思います。ただ、静止画は見る側にとっては短い秒数で情報が全て把握出来てしまうため、テンポよく短めに編集して行くか、静止画でも少しずつズームインもしくはアウトするなりの動きがないと、飽きてしまいがちです。また、「全体を見せてからディテールや内部を見せる」なのかその逆なのか、構成の意図が少し曖昧なのではという印象を受けました。ラストで使っている横移動でじっくり全体を見せるムービー部分を冒頭に持ってきてもよかったかも知れません。また、アジールフロッタンとこの建築物の関係性のようなものもあまり感じられる構成になっていないように感じました。