佐藤様
お使いのlumionのバージョンはいくつになりますでしょうか。
Lumionで正確な立面図を作成することは難しいですが、Lumionバージョン11以降ならできる限り立面図に近いレンダリング画像を作成することはできるかと思います。
手順は以下の通りです。
1.カメラの設定
カメラの視点を対象物に対して真横の正面(立面のアングル)になるように設定します。
※Lumionで完全に真横からのアングルを設定するのは大変なので、もしライブシンク可能なモデリングソフトをご使用でしたらそちらを使ってカメラサングルを設定するとより良いと思います。
2.正投影エフェクトの適用
フォトモードでエフェクト「正投影」を選択します。※画像1枚目
有効をオンにする。※任意で背景塗りつぶしやニアとファークリップも調整してみてください。※画像2枚目がオフの状態(パースが効いています。)、画像3枚目が正投影がオンの状態。
カメラがモデルに対して垂直で、視点が地面に対して水平であることを確認します。(1のカメラ位置がうまくいっていれば大丈夫なはずです。)
※エフェクト「カートゥーン」や「マンガ」を併用することでアウトラインを表示させることができ、擬似的に立面に近づけることができますが、正確性はあまりありませんので好みでご使用ください。
3.画像のトリミングと編集
レンダリング後、必要に応じて画像編集ソフト(Photoshopなど)で画像をトリミングし、2Dの線分などがあれば合成する。
これらの手順を行うことで、完全な立面図とはいかないまでも、かなり近いレンダリング画像を得ることができます。