第3回ルミオンコンペティション作品投票

作品詳細

作品

自然とともに。

鶴岡実、那須大輝
中部大学

対象建築:マンション

モンゴルの広がる大地に建築をというテーマに対し、モンゴルに広がる雄大な大地と現在のモンゴルで起きている都市事情を対比し、動画で表現しました。

動画内には、光や影、時間の経過、BGMを用いて、コントラストを描写しました。

冒頭の草原のシーンは、雄大なモンゴルの原風景をイメージし、幕引きの夕焼けシーンは、都市から見たモンゴルのどこか懐かしい風景をイメージしました。
都市的な空間から建物を通して、もう一度自然と共生する住空間の提案を行いました。

  • マンション
  • マンション

機種:GALLERIA GKF1060GF
CPU:2.8GHz~3.8GHz Intell core i7 7700hq
メモリ:DDR4 16GB
GPU:GeForce GTX1060 6GB
ソフト:Rhinoceros 6 / Grasshopper / ArchiCAD 21 / 3ds max
制作時間:21日
データサイズ:110MB
制作時間:14日
使用エフェクト:太陽/シャドー/反射/スカイライト/ハイパーライト/グローバルイルミネーション/ボリューム日光/ムーン/感光度/二点透視/モーションブルー/被写体深度/レンズフレア/色の収差/集団移動/高度な移動/タイムワープ/ライトカラー アニメーション/空と雲/霧/雨/雪/風/色補正/フェードイン/フェードアウト/ビネット/シャープにする/光拡散/神光線
動画レンダリング時間:25時間
静止画レンダリング時間:10秒

講評

「詩的な表現」という意味では、今回のコンペ作品の中でも際立っていると感じました。建築物の機能やデザインといった物理的な情報の伝達よりも、その空間の雰囲気を切り取ろうとする表現が目立っている印象です。そのために各ショットにそれなりの時間を掛けており、忙しい感じになっていないのも良いと思います。一方で、ではこの建築物がどういうコンセプトのもとにデザインされているのかという、ある意味本来であればプレゼンテーションムービーにとって最も重要な部分が、あまり伝わってこない印象があります。解説文も拝読しましたが、正直、もしかしたらデザイン自体のコンセプトが弱いのかも知れないという気はしてしまいました。この建築デザインのどの部分が「自然との共生」なのか、それを伝えるのがこのムービーの本来の目的だと思いますので、そこが抜けていては、どんなに詩的な表現に優れていても、全体としての本作品の存在意義が上がっていかないと思います。是非、明確で強いコンセプトをベースに、この表現力を活かして作られた作品を観てみたいです。それから、音楽ですが、公式にこういった使用が許諾されている楽曲なのですね。音楽はムービー作品全体のクオリティに影響する重要な要素ですので、こういう、マッチした曲を見つけてくるというのもとても大事ですね。