概要応募作品詳細

NO.31

Mobile Truss

コンセプト

モバイルアーキテクチャーとして、持ち運び可能な1250×1250のトラス構造を開発した。3軸に囲まれた部分には、ガラスや竹、木パネルなどあらゆる部材を組み込むことで、建材としての新たな可能性を見出す。災害やあらゆる環境においてその姿かたちを変化させ、適応していくポテンシャルをこの建築には感じさせる。

メンバー

  • 泉尚希 麻生建築&デザイン専門学校
PCスペック cloudalizeを利用
レンダリング時間 30分

総評コメント

正直最後まで「どこを見て何を感じればよいのだろう」と戸惑いつつ見ることを強いられる映像作品でした。何度も見てようやく「こういうことをアピールしたいらしい」ということを少しずつ理解する感じです。建築デザイン自体にはしっかりとモチーフやコンセプトがあるのだと思いますので、ご自身の頭と心の中にあるそれをムービーで他者に伝えるためにはどうしたらよいのかというのをこの機会に是非、整理してみられると効果的で武器になる映像が作れるようになると思います。私がアドバイスするとしたらどうするかを考えてみましたが、0:40〜のショットをまず冒頭に持ってきて本建築デザインのコンセプトを伝え、0:19〜くらいのサイズの画で建築の全体像およびアジールフロッタンとの位置関係を伝え、その後にディテールやそこで過ごす人々の光景、最後に別な場所での活用例を見せる、というように並べ替えるのがまず、改善策かと思います。あとはやはり他の多くの作品と一緒でカメラの動きが速すぎてどこを見ればよいか分からなくなりますので、我慢してカメラはゆっくり動かすか動かさないのが伝わりやすいムービーの基本ということを覚えていただきたいです。