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NO.25

膨らむ家

プレゼンボード

コンセプト

ル・コルビジェ設計の難民避難船アジール・フロッタンは過去多くの難民受け入れを行い、その後子供たちのイベントで活用されたりもした。 それを現代風にアレンジした建築物【膨らむ家】を考えた。 内部は支柱を追加するだけで目的に応じて自由にアレンジが可能で人を受け入れるときはコットの様なベットを配置したりイベント時には販売場としてテーブルを設けたりすることが可能。 素材として骨組みにステンレスの柱を、壁床天井は再利用品として車に使われている形を変えたタイヤを膨らませて活用することで容易に建設、解体することが可能に。また壁を何層も設けることで使用目的に合わせて拡張することが出来る。 持ち運びも空気を抜けば支柱と折り畳み可能な物だけになりコンパクト性もある。 見た目はシンプルで周辺環境との馴染みやすく将来的には大型ドローンによる輸送で各被災地やイベント設営に多く普及していくことを見越している。

チーム「5人の侍」

  • 鈴木 雅矢 麻生建築&デザイン専門学校
  • 仲田 昂平 麻生建築&デザイン専門学校
  • 西 倖平 麻生建築&デザイン専門学校
  • 井手 祐志 麻生建築&デザイン専門学校
  • 松野 泰斗 麻生建築&デザイン専門学校
PCスペック
  • CPU:第10世代 インテル® Core™ i7-10700KF プロセッサー
  • GPU:NVIDIA® GeForce™ RTX 3080
  • メモリ:HyperX® FURY DDR4 メモリ 32GB
レンダリング時間 合計3時間程度

総評コメント

LUMIONのような3D空間を撮影できるソフトを使い始めると、カメラを上下左右自由に動かせるのが楽しくてどうしてもあちこち動かしまくりたくなりますが、それは作り手側だけが満足して視聴者側が見ていて困惑し疲れてしまうという残念な結果に繋がります。少し手間にはなりますが、「このカットでは全体を見せる」「このカットではこの部分を見せる」という役割分担をしてしっかりカットを割り、且つ、どういう順番でそれらのカットを見せるのが効果的かということを考えて全体を構成すると格段に映像が視聴者に伝わるようになると思います。そうやってカット割りを整理すると、自然と、カメラの動きもひとつの流れに整理されて、1カットの中で上を向いたり下を向いたり無秩序に左右に振られたりすることがなくなっていくと思います。映像を作る楽しさに触れたところで是非、そこからのレベルアップを意識してみられると良いかと思います。