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NO.15

「PARK-ing」ー選択的生活様式のプロトタイプ提案ー

プレゼンボード

コンセプト

生活を拡張し、土地から開放された建築 自動運転により車は運転から解放され、「移動」という概念は薄れていくだろう。 運転から解放された車は徐々に「住まう」ことに近づき、「移動」することと「住まう」ことは一体となる。 「移動」することと「住まう」ことが一体となった車はモバイルユニットとなり、建築物は大地から解放され、 駐車場=「PARK-ing」はモバイルユニットを拡張するプロトタイプとなる。 またその一方、21世紀の今日において「自らを守る自由」「交流する自由」、さらに「場所の自由」の3つの自由が求められていると考える。 モバイルユニットを内包した「PARK-ing」はこの3つの自由を実現するモバイルアーキテクチャーとなる。

チーム「出澤・丸山」

  • 丸山友基 設計事務所
  • 出澤雄太 設計事務所
PCスペック
  • CPU:インテル(R) corei7-7700 CPU
  • GPU:NVIDIA Geforce GTX 1080 16GB
  • メモリ:16GB
レンダリング時間 8時間

総評コメント

映像作品としては機能もしっかり設計されつつスタイリッシュさを目指した演出の工夫もされていて、個人的には一次審査を通過しなかったことがとても残念な作品です。テクノ系の音楽のチョイスがとても効果的ですし、そのリズムに乗せて冒頭で軽やかに組み立て手順を提示するというのは今回の「モバイルアーキテクチャ」という課題を踏まえるとベストに近い取り組み方だと感じました。3番めの真俯瞰ショットで船との位置関係をしっかりと見せているのも良く、これをやっておけば残りの秒数は建築内部やディテールを見せることに集中出来るので順番としてベストだと思います。また、ひとつひとつのショットにしっかり時間を掛けていて、カメラの動きも急ぎすぎることなく適切な速度に抑えてあるのも、割とみなさん出来ていないことなので良かったです。インテリアのショットに関して、レンズの高さを人の目線に合わせることでその空間に居るような感覚をちゃんと味あわせてくれるのも適切なアングル取りだと思います。