概要応募作品詳細
NO.1
on-as
プレゼンボード
コンセプト
アジール・フロッタンが接岸する河川敷である本計画の敷地は、セーヌ川を背景にその歴史を感じられる特等席と言える。現在の河川敷は、石畳の舗装が設えられ、少しの植栽帯があるほかにはなにもない。なにもないが故に、固有の機能や用途を持たず、船という存在を引き立てている。我々は、現在の広場と船の関係性に着目し、建築的な操作を最小限に留め、船を模った舗装と4枚の可動壁を計画した。アジール・フロッタンと同じモジュールで配置した壁により、船型の舗装とともに、広場に船の内部空間が浮かび上がる。コルビジェのモデュロールに着想を得た壁は、様々なシチュエーションに合わせて、川を流れる水のように、自由に形態を変化させ、機能さえも更新していく。あるときは壁であり、またある時は部屋である。アートであり、街灯でもあり。広場に降り立った”on” 4枚の壁から始まる、さまざまなものがたり"as(after story)"
チーム「on-as」
- 佐野 翼 株式会社 日建設計
- 宮川 健太 株式会社 日建設計
PCスペック |
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レンダリング時間 | 20時間 |