第3回ルミオンコンペティション作品投票

作品詳細

作品

コミュニティーホール

カンボジア、キリオムの大自然に溶け込むような建築を目指しました。人工物である建築は自然の力に抗うことはできず、だんだんと緑に覆われていきます。しかしそこには、人工物と自然が一体となった空間が現れ、光や緑が建築に豊かな表情をもたらします。
あらゆる面で周囲に開かれたこの建築は、風や緑を許容し、年月が経つにつれて自然の一部となっていきます。

  • コミュニティーホール
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講評

年月を重ねて風化した建築物の様子を、あせたフィルムのような質感で見せるという試みは成功していると思います。このトーンであれば動的よりも静的なカメラワークが適しているはずで、それを意識されているのは感じますが、まだまだ我慢できずにカメラを動かし過ぎなのが勿体無いです。移動のスピードは各ショット今の1/3位が効果的、むしろ多くのショットはカメラはFIXの方が良いと思います。特に0:41?のショットなどは固定の方が全然いいと思います。ただ一方で、経年や風化による”味”は伝わってくるのですが、これでは、ここで人々がどんな時間を過ごしていくのかが想像出来ず、これから作る建築物のプレゼンテーションという目的から考えるとどうでしょう…。