風になびいた形状のカーテンを作成しよう!(後編)

おはこんばんちは!テルです。
今回は前回の続き、「風になびいた形状のカーテンを作成しよう!」の後編です。
3dsmaxのフォース「風」を使い、ひらひらと風になびいたような形状のカーテンを作成しましょう!

出来上がったカーテンをLumionへインポートし、レンダリングした画像が下記になります。
どうでしょう、自然な仕上がりになっていると思います。
それでは3dsmaxのフォースの設定から始めます。

前編が見たい方はこちらをご覧ください。

出来上がったカーテンをLumionへインポートし取り付けたシーン

3dsmax上でフォースの「風」を配置しよう

前編で完成したカーテンの様子です。
若干作り直したので、前回のものとは少し変わっています。
前回カーテンオブジェクトに布地のモディファイアを追加しましたが、カーテンの形状が出来上がったので、「モディファイアを全て集約」し編集可能ポリゴンに変換します。
そして、布の滑らかさを出すために「モディファイアリスト」から「ターボスムース」を入れました。コレを適用することによってとても滑らかな布の表現にすることができます。

カーテンの形状にターボスムースを適用

次に、このカーテンのオブジェクトの背後に「風」のフォースを配置していきましょう。風フォースから発せられる風をカーテンの一部に当たるように配置することによって、風になびいた自然なカーテンの形状になるようにします。
まず「フォース」から「風」をクリックし、下図のようにカーテンの少し後ろに配置します。

こんな感じですね。

フォースとカーテンの位置関係

配置が出来たら、風を強く受けたいところを指定します。
再びカーテンのオブジェクトを選択し、「布地モディファイア」を入れます。
次に「布地」ー「グループ」とし、カーテンのオブジェクトの風を強く受けたい範囲を囲い、「グループを作成」をクリックします。

影響を受ける範囲を設定

すると「Group001」が出来ます。(図ア)
「Group001(割り当てなし)」となっているので、そのまま「フォースフィールド」をクリックし、続けて作成したWindオブジェクトをクリックします。
図アの赤チェック印のように「Group001(フォースフィールド)となったら関連付け完了です。

図ア

シミュレートしてみよう

モディファイアの布地の選択のTopへ戻り、「シミュレート」ボタンをクリックします。
すると、カーテンが重力によって下へ落ちていってしまいます。
一度集約してしまったため、前回設定した布地モディファイアがなくなり、BOX001へ固定したGroupがなくなってしまったためですね。
では、改めて布地モディファイアをクリックし、新しく「Group002」を作成し、BOX001をノードで関連付けましょう。図イ(この時BOX001に付けた縮むアニメーションは削除しておきます)

図イ

布地モディファイアのtopをクリックし、オブジェクトの「布地フォース」をクリックします。
下図のウィンドウが開くので、シーンにあるWind001クリックし、①をクリック。シミュレーションへ追加されます。
図ウ

フォースの設定
図ウ

図エの②シミュレートをクリックします。
前回のシワをつけるのと違い、いい感じの結果になるまでかなり時間がかかりました。
もし、うまくいかない時は布地モディファイアのオブジェクトプロパティをチェックしてみてください。
布地の設定がなくなっているかもしれません。その時は、再度設定し直してみましょう

図エ
良い感じの形状になったらシミュレートを止める。

はい、コレで完成です。
早速Lumionへインポートし、カーテンのマテリアルを設定してレンダリングしてみましょう。キレイに出来ました。

Lumionにてカーテンのみレンダリングした画像

インテリアに配置し、最終イメージの完成です。

シーンにカーテンをインポートしてレンダリングした画像

いかがでしたでしょうか。
少しトライアンドエラーが必要なところもありますが、
形状を作成する手順はさほど難しくないと思います。
3dsmaxのシュミレーションを使えるようになると、例えばテーブルクロスやクッションなど布地を使った柔らかいオブジェクトを作成出来るようになるので、是非マスターしましょう。

この記事を書いた人

テル
テル
猫とCGとビールをこよなく愛するワーママ。
一級建築士。
設計事務所、広告用建築パース制作会社を経てLUMIONと出会う。
現在はLUMION普及のために奮闘中。